読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

心臓リハビリテーションのまにまに

心臓リハビリテーションについて考えたり思ったりしていることをつらつらと書いています。

行動変容のステージモデル(関心期 問題編)

前回からの続き 行動変容のステージモデル(導入編) - 心臓リハビリテーションのまにまに 行動変容のステージモデル(無関心期) - 心臓リハビリテーションのまにまに 前回は無関心期の患者さんの特徴と関わり方についての話でした。 今回は関心期の患者さ…

あなたはコーヒーにフレッシュ入れる派?

こんにちは、心リハ太郎です。 突然ですが質問です。 あなたはコーヒーにフレッシュを入れますか? それともミルクを入れますか? どっちも同じじゃないの?と思ったそこのアナタ。 フレッシュとミルクは同じようでいて全くの別物ですよ? フレッシュの成分…

EZRの使い方についてのおすすめ書籍5選

心リハ太郎です。 こちらの記事でEZRをおすすめしましたが、基本的な使い方のコツがわかるまでは苦戦する人も多いのではないでしょうか。 EZRは素晴らしい統計ソフト - 心臓リハビリテーションのまにまにSPSSやSASなどの統計ソフトをある程度使ってきた人は…

医療界にディープラーニングの波が到来

日経ビジネスオンラインでAIに関する興味深い記事があったので紹介します。 ついにディープラーニングの手法を診断に取り入れようとする病院が出てきました。 AIブームは「1本のメール」で始まった:日経ビジネスオンライン 「数年前には考えられないような…

行動変容のステージモデル(無関心期編)

前回からの続き 行動変容のステージモデル(導入編) - 心臓リハビリテーションのまにまに前回の導入編では行動変容のステージモデルについて、5つのステージからできていること、患者さんの心理的変化を捉えられることが特徴であることをお話ししました。 …

働き続けられるカラダとアタマを育てよう

心リハ太郎です。 日経ビジネスオンラインに面白い記事があったので紹介します。 現実、企業は50歳以上を“使う”しかないのだ:日経ビジネスオンライン詳しくはリンク先をお読み頂けると分かりますが、簡単に言うと、 2020年には20歳以上の10人に6人が50代以…

ストレスの悪影響がわかるアニメーション

心リハ太郎です。 Gigazineで面白い記事を見つけたので紹介します。ストレスは近年これまで考えられていた以上に身体に与える影響が広範で大きいと言われていますが、こういうアニメーションで観ると理解しやすいですね。 「ストレス」が身体に及ぼす悪影響…

ストレスを減らし回復を早める病院作り

こんにちは、心リハ太郎です。 Gigazineにストレスマネジメントに関する面白い記事があったので紹介します。あなたのストレスを今すぐに減らせる7つの方法 - GIGAZINE他人と触れ合う、ガムを噛む、60-80bpmの歌詞のない音楽を聴くなど、なるほどなーというも…

自分は偉いと勘違いした患者さんへの対応のヒント

こんにちは、心リハ太郎です。 ダイヤモンド・オンラインに面白い記事が載っていたので紹介します。「部下は自分を慕っている」経営者が陥りがちな勘違いの罠 | 小宮一慶の週末経営塾 | ダイヤモンド・オンライン 社長が部下に何かを命じれば、即座に動いて…

行動変容のステージモデル(導入編)

こんにちは、心リハ太郎です。あなたは、病気の再発予防のためにして欲しい行動(例えば禁煙や運動など)を患者さんがしていなかったときどう感じますか?変わってなくてがっかり? 変わってなくてイライラ? 変わってないなら仕方がないと諦めますか?そも…

子どもへの社会的投資で将来を変えよう

心リハ太郎です。 日経ビジネスオンラインに興味深い記事がありましたので紹介します。小泉進次郎氏らが激論!高齢者優遇は行き過ぎだ:日経ビジネスオンライン記事のタイトルは若干挑発的ですが内容は非常に示唆に富んだものとなっています。 このインタビ…

研究発表について(その3)

前回からの続き 研究発表について(その2) - 心臓リハビリテーションのまにまに 前回は自分の研究の目的と意義をはっきりさせましょうという話でした。 研究の目的とは 研究における目的は、文字通り、抄録(abstract)、ポスター・スライドや論文の【目的…

左室拡張能(E/e')のわかりやすい(かもしれない)解説

ひと昔前は左室拡張能の指標はこれだ!というものがない時期が続いていましたが、今はE/e'という素晴らしい指標ができました。 しかし、この指標が出てきたころ、私は「なるほど、わからん」と頭の中が???状態でした。 ですので、この記事ではE/e'を含め、左…

減量を成功させてその後の体重を維持するコツ

心リハ太郎です。 皆さんダイエットしてますか? もしくは患者さんに減量指導してますか? 食べると痩せるとかいう食品ありますけどあれ基本的に嘘ですからね。騙されないように。 さて、体重を減らすのに一番大事なことってなんだと思いますか? 運動?糖質…

心負荷の高い活動を判別するための考え方

こんにちは、心リハ太郎です。 心負荷の高い活動がどんな活動かということを今まで考えたことはありますか? 山登りや階段?重いものを運ぶ? このような代表的な活動だけでなく、それ以外の日常生活活動が心臓に負担をかけているのかを考えなくてはいけない…

リーダーのもつ2種類の力

こんにちは、心リハ太郎です。 組織においてリーダーの役割は重要です。 なぜなら能力や資質の有無に関わらず、組織内での支配力を与えられるため、その地位につくだけでも組織に多大な影響を及ぼすからです。 河合薫さんによれば人や組織に影響を及ぼす力に…

先を見つめた人の育て方と組織の作り方

こんにちは、心リハ太郎です。 人の育て方に関するいい記事があったのでご紹介します。 部下に好かれる上司が必ずしもいい上司ではない 人の上に立つ仕事では、部下に好かれよう、よく思われようとすることでその部下の将来を潰す可能性があることをしっかり…

貧血はなぜ悪いのか

患者さんが最近元気ないなーと思ったら貧血が進んでいたってことありませんか? 貧血はよくないとみんな思っていても、なぜ悪いのか、何にどのくらいの影響が出るのかを理解している方は意外と少ないです。 貧血は血中酸素含量に影響する 人間の身体では酸素…

酸素摂取量(VO2)を理解しよう

酸素摂取量(VO2)は体力の指標とされます。 しかし、なぜVO2が体力の指標なのか、心臓とどう関係するかをちゃんと説明できる人は意外と少ないのではないでしょうか。 VO2を理解することは心疾患の本質を理解し、心疾患理学療法を行う上での最重要事項です。…

超高齢化時代の退職への備え(iDeCo編)

こんにちは、心リハ太郎です。 皆さんはiDeco(個人型確定拠出年金)入りましたか? このiDeCoの対象者が2017年から拡大され、公務員なども加入可能となりました。 2030年には高齢者1人を労働者1.8人が、2050年には高齢者1人を労働者1.3人が支える時代が来る…

独身の罹患リスクとその特徴を考える

ここ数年、40代から60代前半の独身男性の心筋梗塞及び高血圧性心不全の発症者が増えてきたように思います。 独身はそれだけでリスクである 下記の記事では年齢層に関わらず独身でいることは生活習慣病やそれに関連する重篤な疾患の罹患、死亡のリスクが高い…

超高齢化時代の退職への備え(身体編)

心リハ太郎です。 このブログを読むような方々は普段高齢者の方と接することが多いと思いますが、目の前にいる患者さんをみながら自分の老後と重ね合わせたことがありますか? 今後の日本の人口構成は未曾有の変化を迎えます。1950年には退職者1人あたり10.0…

出産後に仕事を辞めないほうがいいかもしれない

女性が妊娠出産を機に仕事をやめると2億円以上の生涯賃金を失うそうです。 出産で仕事をやめると2億5000万円を失う | 花輪陽子の「赤ちゃんと私のハッピーマネー日記」 | 日経DUAL 出産で仕事をやめると、2億5000万円もの生涯賃金を失うことをご存じでしょ…

心拍数が上がっているときは

なんかいつもより患者さんの心拍数が高いなーって時がありますよね。 これをどう思いますか? 心拍数は自律神経のバランスを反映する 心拍数は交感神経によって速くなり、副交感神経によって遅くなるよう調節されています。 交感神経はエサ取り神経と言われ…

医療においては人工知能の成長コストは大きな問題にならない

人工知能(AI)が未知の環境であっても対処できるようになるためにはかなりのコストがかかるようです。 ポナンザの「守破離」|人工知能はどのようにして「名人」を超えるのか?|山本一成|cakes(ケイクス) ポナンザの場合は、合計で300コアになるマシン…

研究発表について(その2)

前回からの続き 研究発表について(その1) - 心臓リハビリテーションのまにまに 学会などの研究発表で一番大事なこととは何かについて、以前こんなことを書きました。 【関連記事】学会発表で大事なこと - 心臓リハビリテーションのまにまに 研究発表とは…

研究発表について(その1)

学会で発表をすることになって多くの人が最初に当たる壁は統計がわからないとかそういうことだと思います。 t検定とはなんぞや、とか、有意差ってなんじゃらほいとかいう感じです。 もう少し詳しい人でもどんな検定手法を使えばいいのとかいう感じなんじゃな…

心臓リハビリテーションとは(その5)

前回からの続き 心臓リハビリテーションとは(その4) - 心臓リハビリテーションのまにまに 前回のお話は、心臓病の発症とは患者さんにとってかなり大きなライフイベントであり、患者さんの視点からも医療者の視点からも軽視すべきではない、しかし同時に患…

ディープラーニングの現状

心リハ太郎です。 先日紹介した山本さんの人工知能についての連載記事の新しい記事が掲載されていました。 AIと医療の未来 - 心臓リハビリテーションのまにまに この記事の中の過学習という考え方が面白かったので紹介します。 ディープラーニングを支える黒…

心臓リハビリテーションとは(その4)

前回からの続き 心臓リハビリテーションとは(その3) - 心臓リハビリテーションのまにまに 急性期の心臓リハビリテーションには落とし穴がある、というお話の続きです。 この落とし穴にはまると、退院後の治療や自己管理がうまく進まない人の数が多くなり…

心臓リハビリテーションにおける課題の分離

こんにちは、心リハ太郎です。 患者さんと話をしていてものすごく腹が立ってくることはありませんか? 僕はあります(笑)。 でも不思議ですよね。なぜ他人のことなのに腹が立つんでしようか? それはあなたが「課題の分離」を身に付けていないからです。 も…

学会発表で大事なこと

こんにちは、心リハ太郎です。 学会発表し始めて今年で10年経ちました。 長いような短いような、まあでもあっという間だったな、という感じです。 人によっては学会発表というのはハードルが高いイメージがあると思います。 私もはじめのうちは、ポスター発…

AIと医療の未来

こんにちは、心リハ太郎です。 人工知能(AI)は機械学習とディープラーニングという技術を取り入れてから目覚ましい発展を遂げています。 人間を超えたAI 昨年はAlphaGo というGoogleの開発した囲碁プログラムが世界のトッププロであるイ・セドルを打ち負か…

自己コントロール感の重要性について

こんにちは、心リハ太郎です。 日経ビジネスオンラインに面白い記事が載っていました。 「残業規制100時間」で過労死合法化へ進む日本:日経ビジネスオンライン ※ 読むためには無料の会員登録が必要です。 是非本文を読んでいただきたいですが、記事の中に心…

心臓リハビリテーションとは(その3)

前回の続き 心臓リハビリテーションとは(その2) - 心臓リハビリテーションのまにまに 前回は心臓リハビリテーションの大きな外枠についてのお話でした。 急性期の心臓リハビリテーション 今回は急性期(発症早期)の心臓リハビリテーションについてです。…

心臓リハビリテーションとは(その2)

前回からの続き 心臓リハビリテーションとは(その1) - 心臓リハビリテーションのまにまに 前回はリハビリテーションについての話でした。 では「心臓」リハビリテーションとはどういうものなんでしょうか? 心臓リハビリテーションとは 心臓リハビリテー…

EZRは素晴らしい統計ソフト

研究を始めると始めのほうで統計の二つの壁にぶちあたります。 一つは統計に関する知識がなく何がなんだかわからないこと。 もう一つはSPSSとかSASなどの統計ソフトが10万円以上と死ぬほど高く、個人で簡単に使える環境がないことです。 【参考記事】 EZRの…

心臓リハビリテーションとは(その1)

こんにちは、心リハ太郎です。 心臓リハビリテーションと言われて、あなたが思い浮かべるのは何ですか? 運動療法?理学療法? しかしこれは正解ではありません。 リハビリテーション(リハビリ)とは すごくざっくりというと、リハビリというのは何かをきっ…