心臓リハビリテーションのまにまに

心臓リハビリテーションを10年以上している心リハ太郎が日々考えたり思ったりしているエビデンスのあることないことをつらつらと書いています。

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ストレスを減らし回復を早める病院作り

こんにちは、心リハ太郎です。 Gigazineにストレスマネジメントに関する面白い記事があったので紹介します。あなたのストレスを今すぐに減らせる7つの方法 - GIGAZINE他人と触れ合う、ガムを噛む、60-80bpmの歌詞のない音楽を聴くなど、なるほどなーというも…

自分は偉いと勘違いした患者さんへの対応のヒント

こんにちは、心リハ太郎です。ダイヤモンド・オンラインに面白い記事が載っていたので紹介します。「部下は自分を慕っている」経営者が陥りがちな勘違いの罠 | 小宮一慶の週末経営塾 | ダイヤモンド・オンライン 社長が部下に何かを命じれば、即座に動いて結…

行動変容のステージモデル(導入編)

こんにちは、心リハ太郎です。あなたは、病気の再発予防のためにして欲しい行動(例えば禁煙や運動など)を患者さんがしていなかったときどう感じますか?変わってなくてがっかり? 変わってなくてイライラ? 変わってないなら仕方がないと諦めますか?そも…

研究発表について(その3)

前回は自分の研究の目的と意義をはっきりさせましょうという話でした。 今回は研究の目的を具体的にする方法についてです。

左室拡張能(e', E/e')のわかりやすい(かもしれない)解説

2020/5/3 改訂 ひと昔前は左室拡張能の指標はこれだ!というものがない時期が続いていましたが、今はE/e'という素晴らしい指標ができました。 しかし、この指標が出てきたころ、私は「なるほど、わからん」と頭の中が???状態でした。 ですので、この記事では…

減量を成功させてその後の体重を維持するコツ

心リハ太郎です。 皆さんダイエットしてますか? もしくは患者さんに減量指導してますか? 食べると痩せるとかいう食品ありますけどあれ基本的に嘘ですからね。騙されないように。 さて、体重を減らすのに一番大事なことってなんだと思いますか? 運動?糖質…

心負荷の高い活動を判別し過活動を避けるための考え方

こんにちは、心リハ太郎です。 心負荷の高い活動がどんな活動かということを今まで考えたことはありますか? 山登りや階段、重いものを運ぶなどいかにもキツそうな活動でしょうか? あるいはこのようなMETs表を見ながら高いMETsに該当するかどうかを確認しま…

リーダーのもつ2種類の力

こんにちは、心リハ太郎です。 組織においてリーダーの役割は重要です。 なぜなら能力や資質の有無に関わらず、組織内での支配力を与えられるため、その地位につくだけでも組織に多大な影響を及ぼすからです。

先を見つめた人の育て方と組織の作り方

こんにちは、心リハ太郎です。 人の育て方に関するいい記事があったのでご紹介します。 部下に好かれる上司が必ずしもいい上司ではない 人の上に立つ仕事では、部下に好かれよう、よく思われようとすることでその部下の将来を潰す可能性があることをしっかり…

心疾患の貧血はなぜ悪いのか

患者さんが最近元気ないなーと思ったら貧血が進んでいたってことありませんか? 貧血はよくないとみんな思っていても、なぜ悪いのか、何にどのくらいの影響が出るのかを理解している方は意外と少ないです。 貧血は血中酸素含量に影響する 人間の身体では酸素…

体力(運動耐容能)と酸素摂取量(VO2)とCPXの解説

2018年11月12日更新 こんにちは、心リハ太郎です。 体力とはなんでしょうか? 力が強いこと? 疲れにくいこと? 「体力」といったときに筋肉を想像する人は一般の方だけでなく、医療者にも多くいます。 もし筋肉=体力だとすれば、筋肉がたくさんあるボディ…

超高齢化時代の老後資金をiDeCoで備えよう

こんにちは、心リハ太郎です。 皆さんはiDeco(個人型確定拠出年金)入りましたか? このiDeCoの対象者が2017年から拡大され、公務員なども加入可能となりました。 2030年には高齢者1人を労働者1.8人が、2050年には高齢者1人を労働者1.3人が支える時代が来る…

独身の罹患リスクとその特徴を考える

ここ数年、40代から60代前半の独身男性の心筋梗塞及び高血圧性心不全の発症者が増えてきたように思います。 独身はそれだけでリスクである 下記の記事では年齢層に関わらず独身でいることは生活習慣病やそれに関連する重篤な疾患の罹患、死亡のリスクが高い…

超高齢化時代の退職への備え(身体編)

心リハ太郎です。 このブログを読むような方々は普段高齢者の方と接することが多いと思いますが、目の前にいる患者さんをみながら自分の老後と重ね合わせたことがありますか? 今後の日本の人口構成は未曾有の変化を迎えます。1950年には退職者1人あたり10.0…

出産後に仕事を辞めないほうがいいかもしれない

女性が妊娠出産を機に仕事をやめると2億円以上の生涯賃金を失うそうです。 下記の記事に詳しいので一度読んでみてはいかがでしょうか。 出産で仕事をやめると2億5000万円を失う | 花輪陽子の「赤ちゃんと私のハッピーマネー日記」 | 日経DUAL 一部抜粋してご…